リフレクティックス

施工前、施工後のサーモ比較

遮熱と断熱の違い

遮熱と断熱はそれぞれの役割が異なります。

断熱材は「熱の伝わるスピードを遅くする」材料となっており、
遮熱材は「熱(輻射熱)を反射させて跳ね返す」材料です。

施工前施工後の温度の違い

ドライアイスを用いた保温実験

①リフレクティックス ②断熱材(スタイロフォーム)
同内容量の各ボックスの内にドライアイスを設置し①、②を仕切り材として、熱照射面は石こうボードで仕上げました。
各ボックスに赤外線ストーブで熱照射。冬場を想定し熱源側を室内、ドライアイス側を外気と見立て、各内壁温度を測定しました。

計測開始1時間後~
①のリフレクティックス側の内壁(石こうボード)の温度は室内より3~10℃高くなり、②の断熱材側の内壁(石こうボード)は①より5~10℃低い温度となりました。
①は冷気に左右されず、内壁の熱を保温していることが確認でき、②は次第に冷気によって内壁の熱が奪われている。以上のことは結露の発生条件「低温物質への結露」から、①は壁中での結露が発生しない環境になります。

熱湯を用いた保温実験

①リフレクティックス ②断熱材(スタイロフォーム)
100℃の熱湯が入ったアルミ缶を、底面の空いた5面体同内容量の各ボックスの内部に設置。サーモグラフィーにて保温効果を実験しました。

計測開始10分後~
①のリフレクティックスは材料面での熱の損失はごく僅かでありますがが、②の断熱材は面からの赤外線による熱損失が確認できました。

商品構造(遮熱塗料との違い)

リフレクティックスの構造は、両面の高純度アルミ箔(純度99.99%)に、2枚のバブルポリエチレンシートと3枚のポリエチレンシートが内蔵された単純構造体です。

7層構造を支えるために接着剤ではなく、先端的なプラズマ溶着式を採用することで、接着剤ゼロを実現しました。接着剤からの劣化や剥離を防ぎ、高耐久性を追求しています。
劣化原因となる紫外線も99%反射するため、リフレクティックスは100年経っても再利用可能な商品です。

対流熱・伝導熱の違い

熱を伝える媒体によって3つの熱移動に分けられます

熱移動の3原則とは、
空気が移動することで熱が移動する【対流】、物を伝わって熱が移動する【伝導】、熱が直接放射される【輻射】です。

伝導熱は物体(固体)が、対流熱は空気(流体)が、輻射熱は熱線(電磁波)が熱を運びます。なお、熱は高温側から低温側へ伝わっていき、両者の温度が等しくなるまで移動を続けます。身近なところではアイロンは伝導熱を利用しています。エアコンは対流熱を利用し、暖かい空気は自然と上に向かう上昇気流も対流熱に含まれます。

では、電磁波による輻射熱とはどのような熱なのでしょうか。

輻射熱とは

輻射熱は熱線(電磁波)が熱を伝えますが、さらに詳しく言えば赤外線による熱移動です。高温の固体表面から低温の固体表面に、その間の空気その他の気体の存在に関係なく、直接赤外線による伝わり方を輻射といい、その熱を輻射熱(=放射熱)と呼ばれます。
赤外線が物体に当たるとその物体の分子が振動することで 物体が熱を帯び、また赤外線として放射するのです。

リフレクティックスを使用した施工事例

1.改修前

▶︎改修前画像

▶︎改修前サーモ画像

2.半分施工

▶︎半分施工画像

▶︎半分施工サーモ画像

3.完成

▶︎完成動画

▶︎完成サーモ画像

お客様からのアンケート

遮熱工法を導入したお客様からのアンケートをご紹介します。
多くのお客様からお礼の言葉をいただいています。

リフレクティックスとは?

リフレクティックスは、宇宙産業の反射絶縁材料を地球環境に応用させた「遮熱材」です。

アメリカインディアナ州に位置するリフレクティックス社が持つ「反射技術」によって、輻射熱の反射率99%を実現。
この高い遮熱性能を持つリフレクティックスは、暑い夏と寒い冬を快適に過ごすことに寄与する環境に優しい材料です。たった8mmの遮熱材リフレクティックスが今までの断熱の常識を覆し、冷暖房コストとエネルギーの節約に大きく貢献します。

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